買収 · アパレル(インナーウェア)
ワコール、米大きいサイズ下着のグラマライズを3300万ドルで買収
- 買い手
- ワコールホールディングス(京都)
- 対象
- グラマライズ・ファンデーションズ(米ニューヨーク州)
- 金額
- 3300万ドル(目標達成で最大1100万ドルを追加)
- 状況
- 2026年3月30日に発表し、4月1日に取得予定とした。その後、竹中パートナーズが取引の完了を公表した。
- 日付
- 2026-03-30
ワコールホールディングスは、米国子会社傘下のWacoal Directを通じ、1921年創業で大きいサイズに強い女性用インナーブランド、グラマライズ・ファンデーションズの全株式を取得することで合意した。売上の9割以上がECという。取得価額は3300万ドル(約52億円)で、業績に応じて2029年3月期までに最大1100万ドルを追加で支払う可能性がある。
ポイント
ワコールの米国事業は、成長が続く大きいサイズの市場での足場と、グループ全体で生かせるEC運営のノウハウを得る。
グラマライズとは
グラマライズはニューヨークに本拠を置く。さまざまなバストサイズの女性によるフィッティングを重ねて商品を開発し、「マジックリフト」ワイヤレスブラや「ワンダーワイヤー」ブラなどの特許技術を使った商品を展開する。2024年の売上高は前期比1.7%減の約62億2,000万円、営業利益は同13.8%減の約2億7,400万円だった。
ワコールの狙い
ワコールは1985年から米国で販売してきたが、多くは百貨店経由で、その依存を減らそうとしている。ワコールホールディングスの矢島昌明社長は、体型の多様化とともに大きいサイズへの需要が着実に拡大していると述べた。米国子会社の財務アドバイザーは竹中パートナーズが務めた。
出典
Kakehashi M&A News トップ