米国拠点 · 鉄鋼
日本製鉄傘下のU.S.スチール、アラバマ州の鋼管工場に4億7,500万ドルで熱処理ライン
- 企業
- 日本製鉄(U.S.スチール経由)(東京)
- 案件
- フェアフィールド鋼管工場の焼き入れ・焼き戻しライン(米アラバマ州フェアフィールド)
- 金額
- 4億7,500万ドル
- 状況
- 2026年6月24日にU.S.スチールの取締役会が承認。29年にフル生産の見込み。
- 日付
- 2026-06-24
2025年6月から日本製鉄傘下のU.S.スチールは、アラバマ州のフェアフィールド鋼管工場に焼き入れ・焼き戻しラインを新設するため4億7,500万ドルの投資を承認した。鋼管の熱処理を自社で行えるようにして生産のボトルネックを解消し、熱処理品の販売を増やす。研修施設も整備する。
ポイント
日本製鉄が2028年までにU.S.スチールへ110億ドルを投じるとした約束の一部で、モンバレーの熱延工場やビッグリバーの還元鉄工場と並ぶ案件。
ラインの役割
焼き入れ・焼き戻しは、鋼を強くし割れにくくする2段階の熱処理だ。U.S.スチールの鋼管は主に石油・ガスの掘削向けで、同社はこのラインでパーミアン、イーグルフォード、ヘインズビル、マーセラスなど主要産地への供給力が高まるとした。
工場の概要
フェアフィールド鋼管工場は、近くのフェアフィールド電炉で鋳造した丸鋼から、年約75万トンの継ぎ目なし鋼管を生産できる。2025年に発表された高機能ねじ切りライン(7,500万ドル)と合わせ、同拠点への投資は約5億5,000万ドルになる。
進捗
工事は2026年7月に始まり、9月15日に最後の大気許可を得た。全面稼働は2029年4〜6月期を目指す。鋼管事業担当のスコット・ドーン上級副社長は、鋳造から仕上げまで製品を追跡しやすくなる利点もあると述べた。
出典
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