米国子会社 · ベンチャーキャピタル
トヨタの米ベンチャー投資部門、新ファンド2本に3億ドル
- 親会社
- トヨタ自動車(愛知県豊田市)
- 新しい米国法人
- トヨタ・ベンチャーズ(新ファンド「フロンティア」「クライメート」)(米カリフォルニア州ロスアルトス)
- 金額
- 3億ドル
- 状況
- 設立済み。
- 日付
- 2021-06-03
トヨタのシリコンバレーのベンチャー投資部門トヨタAIベンチャーズは、名称をトヨタ・ベンチャーズに改め、1億5,000万ドルずつのファンド2本を立ち上げた。「フロンティア・ファンド」はAI、ロボット、移動手段などの初期段階の新興企業に、「クライメート・ファンド」はカーボンニュートラルに取り組む新興企業に投資する。運用資産は5億ドルを超えた。
ポイント
米国にある日本企業のCVCとして最大級の規模に拡大し、トヨタが米国のクリーンテック新興企業をいち早く把握できる体制を整えた。
始まり
前身のトヨタAIベンチャーズは2017年、トヨタ・リサーチ・インスティテュートの傘下で発足した。改名までに、自動運転、AI、データ、ロボット、クラウド、モビリティの分野で38社に出資していた。
広がる投資対象
フロンティア・ファンドは、スマートシティー、デジタルヘルス、フィンテック、素材、エネルギーを投資対象に加えた。創業時からのマネージングディレクター、ジム・アドラー氏は、目的は「トヨタの次」を探すことだと述べ、トヨタ自身も1930年代に自動車へ転じたと指摘した。
気候ファンドの狙い
アドラー氏は、トヨタは数十年にわたり水素に取り組んできたが、気候ファンドは水素にこだわらないと述べた。カーボンニュートラルの実現には、再生可能エネルギー、水素の製造・貯蔵、CO2の回収・貯留がいずれも役割を果たすとみている。
出典
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