買収 · 損害保険
東京海上HD、米富裕層向け保険のピュア・グループを31億ドルで買収へ
- 買い手
- 東京海上ホールディングス(米子会社HCC経由)(東京)
- 対象
- プリビレッジ・アンダーライターズ(ピュア・グループ)(米ニューヨーク州ホワイトプレインズ)
- 金額
- 31億ドル
- 状況
- 2019年10月3日に合意。2020年2月に完了。
- 日付
- 2019-10-03
東京海上ホールディングスは、米子会社HCCを通じて、ピュア・グループとして知られるプリビレッジ・アンダーライターズを31億ドルで買収することで合意した。ニューヨーク州ホワイトプレインズに本拠を置くピュアは、富裕層の住宅や自動車を中心に保険を提供する。売り手は投資会社ストーン・ポイント・キャピタル、KKR、AXA XLとピュアの経営陣だった。
ポイント
東京海上は今回の買収で、成長の速い米国の個人向け保険のニッチ分野を専門保険事業に加えた。同社は両社の事業の重なりは小さいとし、ピュアの富裕層顧客に他の専門保険を販売する計画を示した。
ピュアの収益構造
ピュアの主な収入は、保険を引き受けるプリビレッジ・アンダーライターズ相互保険組合の運営手数料である。組合は契約者が所有しており、売却の対象には含まれない。ピュアの2018年の手数料収入は2億2,900万ドル、税引き前利益は7,300万ドル、運営する保険料は9億6,300万ドルで、その57%を住宅保険が占めた。
価格と今後の計画
ピュアの株式はストーン・ポイントが51%、KKRが34%、AXA XLが10%、経営陣などが5%を持っていた。東京海上の小宮暁社長は、価格はピュアの2020年の予想利益の33倍で、成長力を評価したと説明した。東京海上はピュアに再保険を提供して引き受け能力を高める計画で、創業者のロス・ブッフミューラー氏は続投する見込みとされた。取引は2020年2月に完了した。
出典
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