買収 · 特殊保険
東京海上、米特殊保険のHCCを約75億ドルで買収
- 買い手
- 東京海上ホールディングス(東京)
- 対象
- HCCインシュアランス・ホールディングス(米テキサス州ヒューストン)
- 金額
- 約75億ドル(1株78ドル)
- 状況
- 2015年10月27日に完了。
- 日付
- 2015-06-10
東京海上ホールディングスは、米ヒューストンの特殊保険会社HCCインシュアランス・ホールディングスを1株78ドル、総額約75億ドルの現金で買収することで合意した。HCCは米国内外で100種類以上の特殊保険を引き受けている。2015年の日本企業による対米投資で最大の案件となった。
ポイント
自然災害や損害保険の価格サイクルの影響を受けにくい特殊保険を加えることで、東京海上は収益源を分散させた。国内市場の伸び悩みに直面する日本の保険会社による、米保険会社の大型買収の流れを継ぐ案件でもある。
HCCとは
HCCは1974年創業で、従業員は約2,500人、米国、英国、スペイン、アイルランドに拠点を持つ。事業は3部門で、役員賠償責任(D&O)、農業、航空、保証などを扱う北米損害保険、医療費の超過損害(ストップロス)保険を中心とする傷害・医療保険、ロンドンのロイズ事業などを含む海外部門から成る。
条件と完了
1株78ドルの価格は、2015年6月9日のHCC株の終値に37.6%を上乗せした水準である。東京海上は手元資金と借り入れで賄い、資金調達を条件としなかった。東京海上は2012年のデルファイ・フィナンシャル・グループ以来の重要な買収だとしている。HCCの株主は2015年9月18日に合併を承認し、10月27日の完了後にニューヨーク証券取引所の上場を廃止した。
出典
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