買収 · 医薬品
武田薬品、シャイアーを約620億ドルで買収 日本企業最大の海外買収
- 買い手
- 武田薬品工業(東京)
- 対象
- シャイアー(アイルランド・ダブリン)
- 金額
- 約460億ポンド(約620億ドル)
- 状況
- 2018年5月8日に合意、2019年1月8日に完了。
- 日付
- 2018-05-08
武田薬品工業は、アイルランドに本社を置き英王室属領ジャージーで設立された希少疾患薬大手シャイアーを約460億ポンド(約620億ドル)で買収することで合意した。シャイアーはマサチューセッツ州レキシントンに米国事業の拠点を置き、米国で大きな事業を展開する。日本企業による海外買収として過去最大となった。
ポイント
シャイアーの希少疾患薬と血漿分画製剤により、武田の規模は大きく拡大し、世界最大の医薬品市場である米国での売上高も大幅に増えた。
条件と資金調達
シャイアー株1株に対し、現金30.33ドルと武田の新株0.839株を割り当てた。現金部分を賄うため、武田は日本と海外の銀行から308億5,000万ドルのつなぎ融資を受けた。2018年12月5日の株主総会で、武田側は89.1%、シャイアー側は99.8%の賛成で承認された。
統合後の姿
完了後の新会社は年間売上高が300億ドルを超え、約80の国・地域で医薬品を販売する。がん、消化器、神経精神、希少疾患を重点領域とし、血漿分画製剤とワクチンにも投資する。武田はその後、ドライアイ治療薬「Xiidra」をノバルティスに売却した。
出典
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