買収 · 医薬品(がん領域)
武田薬品、米がん治療薬のアリアドを約52億ドルで買収
- 買い手
- 武田薬品工業(東京)
- 対象
- アリアド・ファーマシューティカルズ(米マサチューセッツ州ケンブリッジ)
- 金額
- 約52億ドル(1株24.00ドルの現金)、6,278億円
- 状況
- 2017年2月16日に完了。
- 日付
- 2017-01-09
武田薬品工業は、米マサチューセッツ州ケンブリッジのアリアド・ファーマシューティカルズを1株24.00ドルの現金、総額約52億ドルで買収することで合意した。買収は米子会社の武田ファーマシューティカルズUSAによる株式公開買い付けで行った。アリアドは白血病治療薬「アイクルシグ」を販売し、肺がん治療薬ブリガチニブを開発していた。
ポイント
武田薬品は販売中の製品と後期開発品を得て、がん領域の品ぞろえを強化した。ケンブリッジにある米国のがん事業の拠点も厚みを増した。
買収の条件
ロイターによると、1株24.00ドルの買収価格はアリアドの直前の終値を約75%上回り、アリアド株は取引開始前に買収価格近くまで上昇した。ロイターは株式価値を約46億6,000万ドルと試算した。武田薬品は約40億ドルの新規借り入れと手元資金で買収資金を賄う計画で、2018年から利益を押し上げると見込んだ。
アリアドの医薬品
白血病治療薬のアイクルシグは2016年に1億7,000万〜1億8,000万ドルの売上高を見込んでいたが、同年には大幅な値上げが批判を浴びた。肺がん治療薬ブリガチニブは、2017年4月29日までに米食品医薬品局(FDA)の判断が出る見通しだった。アリアドの長期債務は2016年9月30日時点で約5億2,200万ドルだった。
出典
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