買収 · 研究用試薬・機器(空間解析)
タカラバイオ、米空間解析ベンチャーのキュリオを買収 最大1億9,000万ドル
- 買い手
- タカラバイオ(米タカラバイオUSAホールディングス経由)(滋賀県草津市)
- 対象
- キュリオ・バイオサイエンス(米カリフォルニア州)
- 金額
- 約63億5,800万円(4,050万ドル)。開発の進捗に応じ最大約235億5,000万円(1億5,000万ドル)を追加支払い
- 状況
- 2025年1月15日に完了。
- 日付
- 2025-01-15
タカラバイオの米子会社は、2021年設立の米カリフォルニア州のベンチャー、キュリオ・バイオサイエンスを買収した。米ブロード研究所の技術を基にした「Seeker」「Trekker」で、組織内のどこで遺伝子が働いているかを解析する。米国の発表では条件を示さなかったが、国内の開示では買収額を約63億5,800万円(4,050万ドル)とし、製品の進捗に応じ最大1億5,000万ドルを追加で支払う。
ポイント
空間解析は、タカラバイオの主力である次世代シーケンス関連の次の段階とされる成長分野。
キュリオとは
キュリオはスティーブン・フォーダーCEOらが共同で設立した。タカラバイオUSAのキャロル・ルーCEOは、同社の「Trekker」キットを初めての真の単一細胞レベルの空間解析技術と呼んだ。2023年の売上高は約6億5,300万円、営業損益は約9億500万円の赤字で、債務超過だった。
タカラバイオの狙い
滋賀県に本社を置くタカラバイオは、単一細胞のRNA・DNAシーケンス用キットを初めて商品化したとしている。キュリオの技術で製品を高め、競合との差別化を図り、空間解析の受託サービスも広げる。最大約236億円のマイルストーン支払いは、初回支払額の3倍を超える。
出典
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