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住友生命、米子会社シメトラに9億ドルを追加出資
- 出資者
- 住友生命保険(大阪)
- 出資先
- シメトラ(米ワシントン州ベルビュー)
- 金額
- 9億ドル
- 状況
- 資本注入が報じられた。シメトラは2025年10月1日にディアボーン・グループの生命・就業不能保険事業の取得を完了した。住友生命の社長は2026年10月、米国での追加買収の検討はシメトラが主導すると述べた。
- 日付
- 2025-07-11
住友生命保険は、2016年に買収した米生保シメトラに9億ドルを追加出資する。2024年の6億5,000万ドルと合わせ、同社への最近の資本支援は15億5,000万ドルに達する。資金は、シメトラが2025年6月にディアボーン・グループの親会社HCSCと合意した団体生命・就業不能保険事業の取得などに充てる。
ポイント
日本の生保が新たな大型買収ではなく、既存の米国子会社を通じた追加買収で成長を図る姿勢が表れている。団体保障は米国生保市場で伸びの大きい分野の一つだ。
資金の使途
主な使途は、シメトラが2025年6月30日にディアボーン・グループと合意した生命・就業不能保険事業の取得である。法人の買収ではなく、再保険取引の形で事業を引き継いだ。対象は団体・個人の生命保険、傷害死亡・後遺障害保険、団体の短期・長期就業不能保険、有給家族・医療休暇(PFML)、休業管理サービスなど。両社の発表では取得額は開示されていない。
取引は2025年10月1日に完了した。シメトラは、これにより生命・就業不能保険事業の年換算保険料が11億ドルに拡大し、被保険者が250万人増えるとしている。ディアボーンの従業員約450人がシメトラに移った。売り手のディアボーン側の助言はシドリー・オースティン法律事務所が務めた。
HCSCとの販売提携
取引に合わせ、シメトラとディアボーンの親会社で、ブルークロス・ブルーシールド系の医療保険会社ヘルス・ケア・サービス・コーポレーション(HCSC)は、複数年の独占販売契約を結んだ。HCSCの医療保険の顧客にシメトラの生命・就業不能保険商品を提供する。ディアボーンは売却後、歯科、眼科、補完医療保険に注力するとしている。
住友生命の米国戦略
住友生命は約37億ドル規模の買収でシメトラを取得し、2016年に完全子会社化した。Coverageによると、2024年の6億5,000万ドルの出資は年金保険事業の拡大が目的で、2025年の資金は主に団体保障事業向けとなる。
共同通信は2026年4月、住友生命が2026〜28年度の3年間で成長投資や契約者への還元に最大1兆円を投じ、国内外のM&Aを強化する方針だと報じた。
出典
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