米国拠点 · 半導体材料
住友化学、米テキサスに半導体用高純度薬品の新工場
- 企業
- 住友化学(東京)
- 案件
- スミカ・セミコンダクター・マテリアルズ・テキサス(米テキサス州)
- 金額
- 約300億円(将来の増設分を含む)
- 状況
- 2024年度の稼働開始は実現しなかった。米商務省は25年1月、テキサス州ベイタウンで新工場を建設するスミカ・セミコンダクター・マテリアルズ・テキサスに、CHIPS法に基づき最大5,210万ドルを支援する予備的合意を結んだ。工場の稼働開始は確認できていない。
- 日付
- 2022-09-01
住友化学は、韓国子会社の東友ファインケムを通じて米テキサス州に新会社を設立し、半導体製造に使う高純度プロセス薬品の工場を建設すると発表した。日刊工業新聞によると、将来の増設分を含む投資額は約300億円。当初は2024年度の稼働を予定していた。
ポイント
CHIPS法を受けて米国で新工場を計画する半導体メーカーには、超高純度薬品の現地供給が欠かせない。日本の素材メーカーが顧客に追随する動きの先駆けとなった。
工場で作るもの
ベイタウンの工場では、先端ロジックやメモリーの製造でウエハーの洗浄に使う超高純度イソプロピルアルコールを作る計画だ。テキサスで作れば、世界をまたぐ輸送のリスクを減らせる。製造で43人、建設で250人の雇用を見込み、スミカはリー・カレッジやサンジャシント・カレッジと組んで人材を育てる。
住友化学の実績
住友化学は1978年に千葉工場で半導体洗浄用の高純度薬品の生産を始め、その後アジア各地に広げた。不純物を1兆分の1の単位まで取り除く技術を持ち、米商務省は同社を半導体向け高純度薬品の世界最大手と位置づけた。
出典
Kakehashi M&A News トップ