出資・ファンド · データ分析ソフト
SOMPO、上場直前の米パランティアに5億ドルを出資
- 出資者
- SOMPOホールディングス(東京)
- 出資先
- パランティア・テクノロジーズ(米カリフォルニア州パロアルト)
- 金額
- 5億ドル
- 状況
- 完了。パランティアは2020年9月30日にニューヨーク証券取引所に上場した。
- 日付
- 2020-06-19
損害保険大手のSOMPOホールディングスは、米政府機関との取引で知られるデータ分析企業パランティアに5億ドルを出資した。両社は2019年末に折半出資の合弁会社パランティア・テクノロジーズ・ジャパンを設立しており、日本で介護・健康・安全分野のデータ基盤を構築するとした。パランティアは3カ月後にニューヨーク証券取引所に上場した。
ポイント
同年の日本企業による米ソフトウエア企業への出資としては最大級で、介護・ヘルスケア事業を強化する日本の保険会社が米国のデータ分析企業と組む形となった。
取引の内容
パランティアは2020年6月、SOMPOホールディングスが同社に5億ドルを出資すると発表した。この出資はSOMPO単独で、Crunchbaseによると同社の累計調達額は25億ドル以上になった。企業価値は双方とも公表していない。ロイターは当時、パランティア株が未公開市場で企業価値100億〜120億ドル相当で取引されていると報じた。
パランティアについて
パランティアは2003年に設立され、創業期にピーター・ティール氏が出資した。大量のデータを統合し、分析担当者が検索・活用できるようにするソフトを手がける。最初の顧客は米国の国防・情報機関で、その後エアバスやBPなどの企業にも広がった。2020年に本社をパロアルトからデンバーに移した。
SOMPOの狙い
SOMPOとパランティアは2019年末、折半出資でパランティア・テクノロジーズ・ジャパンを設立していた。今回の出資に合わせ、両社は安心・安全・健康のための「リアルデータプラットフォーム」を構築し、まずSOMPOが国内最大級の介護事業を展開する日本の介護・医療分野から始めるとした。
その後
パランティアは2020年9月30日にニューヨーク証券取引所に直接上場し、SOMPOの出資分は上場株式となった。合弁会社はその後、日本の企業や公的機関にパランティアのソフトを販売している。
今後の注目点
SOMPOがパランティア株を保有し続けるか、買い増すか、売却するか。また介護・保険事業のどこまでを合弁のデータ基盤で運営するか。
出典
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