出資・ファンド · AI半導体
ソフトバンク、AI半導体の米サンバノバの6億7,600万ドル調達を主導
- 出資者
- ソフトバンクグループ(ソフトバンク・ビジョン・ファンド2)(東京)
- 出資先
- サンバノバ・システムズ(米カリフォルニア州パロアルト)
- 金額
- 6億7,600万ドルの調達(ソフトバンクの出資額は非公表)
- 状況
- 完了。
- 日付
- 2021-04-13
ソフトバンク・ビジョン・ファンド2は、AI向けの半導体とコンピューターシステムを開発するパロアルトの新興企業サンバノバ・システムズのシリーズD(6億7,600万ドル)を主導した。新たにテマセクとGICが加わり、既存株主のブラックロック、インテル・キャピタル、GV、ウォールデン・インターナショナル、WRVIも参加した。企業価値は50億ドル超、累計調達額は10億ドルを超えた。
ポイント
生成AIブームのかなり前に、ソフトバンクがAIハードウエアに賭けた初期の案件。当時のAI半導体企業への出資としては最大級だった。
企業の概要
サンバノバは2017年、スタンフォード大学のクンレ・オルコトゥン教授とクリス・レ教授、ロドリゴ・リャンCEOが創業し、2020年12月に事業内容を公表した。会長はリップブー・タン氏。AIモデルの学習と実行に使うハードとソフト一体型のシステム「データスケール」と、それを使った定額制サービスを提供する。
資金の使い道
リャンCEOは、従来のCPUやGPUの設計は性能の限界に達したと述べ、資金を既存の半導体大手に攻勢をかけるために使うとした。ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズのディープ・ニシャー氏は、ソフトとハードを一体化した設計を評価した。
その後
サンバノバは2024年に人員を削減したと報じられている。2025年12月にはブルームバーグが、インテルが負債込み約16億ドルでの買収に向け最終調整に入ったと報じた。2021年の評価額を大きく下回る水準だったが、その後交渉は停滞したと報じられ、同社は米投資会社ビスタ・エクイティ・パートナーズ主導の資金調達に動いた。
出典
Kakehashi M&A News トップ