出資・ファンド · 人工知能
ソフトバンクG、オープンAIに最大400億ドルを追加出資へ
- 出資者
- ソフトバンクグループ(ビジョン・ファンド2)(東京)
- 出資先
- オープンAI(米カリフォルニア州サンフランシスコ)
- 金額
- 最大400億ドル(約5兆9,808億円、うち最大100億ドルを外部に配分)
- 状況
- 完了。ソフトバンクGは2025年4月と12月の2回で計300億ドルを出資し、オープンAI株の約11%を保有。共同投資家が110億ドルを拠出。
- 日付
- 2025-03-31
ソフトバンクグループは、プレマネー評価額2,600億ドルでオープンAIに最大400億ドルを出資する契約を結んだ。うち最大100億ドルは外部投資家に配分する。2025年4月に100億ドルの第1回クロージングを予定し、みずほ銀行などからの借り入れで賄う。第2回は年内のオープンAIの営利企業への組織再編が条件とされ、出資は新会社の優先株に転換される持ち分で行う。
ポイント
過去最大規模の未上場企業の資金調達で、ソフトバンクGはオープンAIの主要株主の一角となった。スターゲートと並び、同社の財務を米AI企業1社に集中させる賭けでもある。
資金の手当て
ソフトバンクGは2025年4月の第1回クロージングに向け、85億ドルのブリッジローンを調達した。規模の大きい第2回に備えて資産売却も進め、10月には保有するエヌビディア株3,210万株を全株売却して58億3,000万ドルを得たほか、米Tモバイル株の一部売却で91億7,000万ドルを確保した。約6,200億円の円建て社債と約42億ドルの外貨建て債券も発行した。同社の最高財務責任者(CFO)は、オープンAIへの出資額が大きいため既存資産を投資資金に充てる必要があったと説明した。
組織再編の条件
オープンAIは2025年10月28日に資本再編を完了し、第2回クロージングの条件が満たされた。非営利法人は「オープンAI財団」となり、公益法人「オープンAIグループ」を支配する。財団は約26%を持ち、事業が成長を続ければ追加株式を受け取れるワラントも得た。マイクロソフトの持ち分は約27%で、当時の評価額は約1,350億ドル。残る47%は他の投資家と従業員が保有する。ソフトバンクGはその後、12月26日に225億ドルを払い込んだ。
追加出資
ソフトバンクGは2026年2月、オープンAIへの300億ドルの追加出資で合意した。2026年10月に払い込みを終え、累計出資額は646億ドル、持ち分は約13%となった。追加出資とその資金調達は別項で扱う。
出典
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