買収 · AIインフラ
ソフトバンク、スターゲート向けに鴻海のオハイオ工場を取得
- 買い手
- ソフトバンクグループ(東京)
- 対象
- 鴻海(フォックスコン)のローズタウン工場(米オハイオ州ローズタウン)
- 金額
- 3億7,500万ドル
- 状況
- 取得済み。ソフトバンクGはその後、ローズタウンをスターゲートのデータセンター拠点の一つに位置づけた。建設の進み具合は別項で扱う。
- 日付
- 2025-08-08
鴻海精密工業は、米オハイオ州ローズタウンにある旧ゼネラル・モーターズ(GM)工場と設備を3億7,500万ドルで新設の事業体に売却した。ブルームバーグが買い手はソフトバンクグループだと報じ、鴻海の会長も後に認めた。工場は鴻海がソフトバンク向けに運営し、スターゲート計画で使うAIデータセンター機器を生産する。
ポイント
スターゲート向けにソフトバンクが初めて米国で取得した製造拠点となる。既存の工業用地を使うことで、新設より早くサーバー生産とデータセンター整備を組み合わせられる。
取引の内容
名義上の買い手は、売却開示の12日前にデラウェア州で設立されたクレセント・デューンLLCだった。鴻海は買い手を「既存の取引先」とだけ説明した。3億7,500万ドルの内訳は報道で異なり、インサイドEVsは土地・建物約8,800万ドルと設備2件(2億5,700万ドル、3,000万ドル)、TFLカーは8,800万ドルと2億8,700万ドルとした。
鴻海は2021年、EVトラック新興の米ローズタウン・モーターズから同工場を約2億3,000万ドルで取得していた。同地でのEV生産の計画は今回の売却で取りやめとなった。
出資と役割分担
鴻海の劉揚偉会長は、用地と設備はソフトバンクが100%保有し、データセンター機器の事業は両社が50%ずつ出資する合弁で行うと説明した。工場の運営はこの合弁を通じて鴻海が続ける。
投資と雇用
ロイターが引用したジ・インフォメーションによると、ソフトバンクはモジュール型データセンターの生産に向けた工場改修に最大30億ドルを投じる可能性がある。両社はこの金額を確認していない。地元当局者は2025年8月、最大2,000人の雇用が生まれる可能性があると述べた。
出典
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