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三井住友FG、米ジェフリーズへの出資を最大20%に 提携を拡大
- 出資者
- 三井住友フィナンシャルグループ(東京)
- 出資先
- ジェフリーズ・フィナンシャル・グループ(米ニューヨーク州ニューヨーク)
- 金額
- 1,350億円(約9億1,200万ドル)
- 状況
- 進行中。ジェフリーズは2026年9月28日、SMBCの出資比率が約20%に達し筆頭株主になったと発表した。
- 日付
- 2025-09-18
三井住友フィナンシャルグループは、ジェフリーズへの経済的な出資比率を約15%から最大20%に引き上げ、約1,350億円を追加投資する。市場で株式を買い付けて無議決権株に転換するため、議決権比率は5%未満にとどまる。両社は2027年1月の業務開始を目指し、日本株事業の合弁会社「SMBC日興ジェフリーズ証券」も設立する。SMBCグループは約25億ドルの新たな融資枠も提供する。
ポイント
全面買収ではなく、米投資銀行との資本提携を通じて世界の資本市場に食い込む戦略を一段と深める。三菱UFJとモルガン・スタンレーの長年の提携に通じる動きだ。
取引の内容
三井住友FGによると、約1,350億円の取得額は2025年9月の発表時点の株価に基づく。追加出資による普通株式等Tier1(CET1)比率への影響は約0.13ポイントの低下と試算した。ジェフリーズの2026年2月の開示によると、SMBCは市場で約1,300万株を追加取得する計画だった。2023年の交換契約により議決権付き普通株を無議決権優先株に交換でき、議決権比率は5%未満に抑えられる。
三井住友FGは当面、ジェフリーズを持分法適用会社にすることは想定していないとした。投資家向けQ&Aでは、持分法適用には経済面とガバナンス面の厳しい基準を満たす必要があり、のれんの計上も伴うと説明した。一定の出資比率を超えると、ジェフリーズはSMBCグループの米銀行持株会社の規制の枠内に入るとしている。
提携の拡大
合弁会社「SMBC日興ジェフリーズ証券」は、日本株のリサーチ、セールス・トレーディング、株式資本市場(ECM)業務を手掛ける。出資比率は議決権ベースでSMBCグループ60%、ジェフリーズ40%、経済持分ベースで70%対30%。2027年1月の開業は、必要な許認可の取得が前提となる。
SMBCが提供する約25億ドルの新規融資枠は、欧州・中東・アフリカ(EMEA)でのレバレッジドローン、米国での上場前企業向け融資、資産担保証券化に充てる。大手投資ファンドの共同カバレッジも広げ、EMEAではシンジケート方式のレバレッジドローンの組成、引き受け、実行を共同で行う。
ロイターによると、SMBCはジェフリーズとの提携による利益貢献を5年目に約500億円と見込み、うち約100億円を株式合弁会社が占める。
現状
ジェフリーズは2026年9月28日に発表した6〜8月期決算で、SMBCの出資比率が約20%に達し筆頭株主になったと明らかにした。同社の四半期報告書によると、26年2月末時点のSMBCの持ち分は転換後ベースで約15.9%だった。
次の節目は2027年1月の合弁会社の開業となる。
出典
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