買収 · 医薬品(睡眠障害)
塩野義製薬、米アプニメドとの睡眠薬合弁を完全子会社化 1億ドル
- 買い手
- 塩野義製薬(大阪)
- 対象
- Shionogi-Apnimed Sleep Science(アプニメドの50%)(米マサチューセッツ州)
- 金額
- 1億ドル(約159億5,200万円)。ほかに開発の進捗に応じ5,000万ドルと販売ロイヤルティー
- 状況
- 2026年3月24日に合意。2026年4月に完了予定。
- 日付
- 2026-03-24
塩野義製薬は、睡眠時無呼吸症などの治療薬を開発するため2023年に米アプニメドと折半出資で設立した合弁会社Shionogi-Apnimed Sleep Science(SASS)について、アプニメドの50%を取得することで合意した。一時金1億ドルに加え、SASS-002(スルチアム)の開発が節目に達すれば5,000万ドル、将来の売上高に応じたロイヤルティーを支払う。単独で運営し、意思決定と商業化を早める。
ポイント
睡眠時無呼吸症は患者が多く、治療は主に呼吸補助装置に頼っているため、治療薬の潜在市場は大きい。塩野義はこの開発品を単独で持つことになった。
合弁の経緯
塩野義とマサチューセッツ州の創薬企業アプニメッドは2023年にSASSを設立し、塩野義の低分子創薬力とアプニメッドの臨床研究の知見を組み合わせた。塩野義は以前から複数の取締役を送り込んでいた。SASSにはSASS-001とSASS-002の2つの主要開発品と、複数の初期創薬プロジェクトがある。
スルチアムについて
アプニメッドは2024年に独デジチンからスルチアムの権利を取得した。1日1回服用の飲み薬で、米国外の複数の国では別の病気向けにすでに承認されている。欧州の閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者300人超を対象に2本の中期臨床試験を終えている。アプニメッドは自社の主力候補薬AD109を手元に残し、今回の取引には含まれない。
出典
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