米国拠点 · 化学(エチレン)
信越化学の米シンテック、ルイジアナ州に14億ドルのエタンクラッカー建設へ
- 企業
- 信越化学工業(米子会社シンテック経由)(東京)
- 案件
- シンテックのプラークマイン工場のエタンクラッカー(米ルイジアナ州アイバービル郡)
- 金額
- 14億ドル
- 状況
- 2015年4月22日に発表。2018年上半期の完成を予定した。
- 日付
- 2015-04-22
信越化学工業の米子会社シンテックは、ルイジアナ州プラークマインの工場に14億ドルを投じ、エタンクラッカーを建設すると発表した。生産するエチレンは、同じ敷地内の塩化ビニールモノマーと塩化ビニール樹脂(PVC)の工場に供給する。日本の化学メーカーが米国に建設する初のエチレン工場とされ、資金は自己資金で賄うとした。
ポイント
シェール由来のエタンからエチレンを自社生産することで、シンテックはPVCの原料を上流まで一貫して手がけられるようになる。
計画の内容
計画には、クラッカーの新設に加え、生産したエチレンをプラークマイン工場の塩化ビニールモノマーとPVCの生産につなぐ設備改修も含まれる。着工は2015年4〜6月期を予定した。ルイジアナ州は、敷地インフラ向けの成果連動型補助金500万ドル、5年間で受け取る近代化税額控除500万ドル、人材育成プログラム「ファストスタート」による支援を提供した。
ルイジアナでのシンテック
シンテックはバトンルージュ南西のミシシッピ川沿いに約5,700エーカーの敷地を持ち、プラークマインとアディスに工場がある。今回の計画を含め、同州への投資額は47億ドルに達した。ボビー・ジンダル知事は、2008年以降で3件目の大型増強だと述べた。州はシンテックを世界最大のPVCメーカーと紹介した。関連会社のSEタイローズもプラークマインでヒドロキシエチルセルロース(HEC)工場を建設中だった。
出典
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