買収 · 住宅
積水ハウス、米テキサスの住宅会社チェスマーを約5億1,400万ドルで買収
- 買い手
- 積水ハウス(米SHレジデンシャル・ホールディングス経由)(大阪)
- 対象
- チェスマー・ホームズ(米テキサス州ヒューストン)
- 金額
- 約5億1,400万ドル(約687億円)
- 状況
- 戸建住宅事業は2022年7月1日、住宅ローン・権原保険事業は同年12月30日に取得した。
- 日付
- 2022-06-09
積水ハウスは、2021年に2,082戸を引き渡したテキサス州の住宅会社チェスマー・ホームズを、住宅ローン、権原保険などの関連会社とあわせて約5億1,400万ドル(約687億円)で買収することで合意した。チェスマーはヒューストン、ダラス・フォートワース、オースティン、サンアントニオの各都市圏で住宅を建てている。
ポイント
テキサス州は全米最大の住宅市場で、チェスマーの買収で積水ハウスは初めて同州に進出した。2024年のはるかに大きなM.D.C.買収への布石となった。
取引の内容
積水ハウスは2022年6月9日、米国の統括会社を通じ、チェスマー・ホームズを親会社チェスマー・グループから約5億1,400万ドル(約687億円)で買収すると発表した。住宅ローン会社CLMモーゲージ、権原保険会社Nタイトル、保険会社エンタイトルド・インシュアランスも含む。価格は契約時点の見込みで、完了時の調整で変わる可能性があるとした。
チェスマーについて
チェスマーはテキサス州の4大都市圏で戸建住宅を建設する。2021年の引き渡しは2,082戸で、6,000区画超の土地を保有または確保していた。積水ハウスの開示によると、2021年の親会社の売上高は約1,083億円(約8億1,000万ドル)だった。
戦略
それまで積水ハウスは主にウッドサイド・ホームズ、ホルト・ホームズ、ハブル・ホームズを通じ、ユタ、カリフォルニア、アリゾナ、ネバダ、オレゴン、ワシントンの各州で住宅を建てていた。チェスマーの買収でテキサス州に進出し、全米6大住宅市場のうち4つに拠点を持つことになった。日本国外で年1万戸を供給する目標に向けた一歩とした。
経緯
住宅事業は2022年7月1日、住宅ローン・権原保険事業は同年12月30日に取得した。モリソン・フォースターが積水ハウスの法律顧問を務めた。
今後の注目点
積水ハウスは2024年にM.D.C.ホールディングスを49億ドルで買収し、米国有数の住宅会社となった。テキサス、西部、M.D.C.の各事業をどう統合するか、米金利が需要にどう影響するかが業績を左右する。
出典
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