米国拠点 · 医療用品
大塚製薬工場の米輸液合弁、テキサス工場拡張に5億ドル超を投資
- 企業
- 大塚製薬工場(徳島県鳴門市)
- 案件
- オオツカICUメディカル(オースティン工場)(米テキサス州オースティン)
- 金額
- 5億ドル超
- 状況
- 発表済み。
- 日付
- 2026-07-10
大塚製薬工場の米国子会社と米ICUメディカルの輸液合弁会社オオツカICUメディカルは、テキサス州オースティンの拠点に5億ドル超を投じる。延べ約5万平方メートルの新棟を建設し、既存設備も更新する。可塑剤DEHPを使わない輸液容器の開発も進める。
ポイント
米国では災害や工場停止で輸液不足が繰り返され、国内生産能力の確保が病院や当局の課題になっている。世界最大の輸液市場で大塚の存在感を高める投資となる。
合弁会社
Otsuka ICU Medicalは、大塚製薬工場の米子会社がICUメディカルの輸液事業の60%を取得して生まれた合弁で、取引は2025年5月1日に完了した。ICUメディカルは40%を保持し、受け取った現金は約2億1,100万ドルだった。オースティンに本社を置き、2025年末の従業員は1,254人、資本金は3億4,900万ドル。
DEHPフリーの理由
DEHPはポリ塩化ビニルを柔らかくする可塑剤で、輸液バッグから薬液に溶け出す恐れがあるため、医療機関や規制当局はDEHPを使わない容器への移行を進めている。大塚製薬工場は、輸液容器の開発と製造品質の知見を合弁に生かすとしている。
出典
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