米国子会社 · 産業機械/3Dプリンティング
ニコン、金属3Dプリンター事業の世界本社をカリフォルニアに
- 親会社
- ニコン(東京)
- 新しい米国法人
- Nikon Advanced Manufacturing Inc.(米国新会社)(米カリフォルニア州)
- 金額
- 初期投資約2,500万ドル(報道ベース)
- 状況
- 2023年7月に営業開始。その後ロングビーチに技術センターを開設し、事業部の世界本社も置いた。
- 日付
- 2023-04-26
ニコンは金属3Dプリンター事業を率いる新会社Nikon Advanced Manufacturingをカリフォルニア州に設立した。2023年に買収した独プリンターメーカーSLMソリューションズと、出資先のカリフォルニアの部品メーカーMorf3Dの米国事業をまとめる。ニコンによると、事業部の世界本社を日本国外に置くのは100年超の歴史で初めて。Manufacturing Diveと3DPrint.comは初期投資を2,500万ドルと報じたが、ニコンの発表に金額はない。
ポイント
金属3Dプリント部品の最大の買い手は米国の航空宇宙・防衛企業で、ニコンは顧客の近くに事業を置いた。営業拠点にとどまらず、事業全体の司令塔を米国に移した例として注目される。
体制
同社はハミド・ザリンガラムCEOとユウイチ・シバザキ共同CEOが率いる。ニコン自身の金属積層造形、切削加工、CTスキャンの装置と、SLMのレーザー粉末床溶融方式のプリンター、Morf3Dの部品製造をまとめて統括する。SLMとMorf3Dはそれぞれの顧客対応を続ける。顧客には工場一式をそのまま提供することもできる。
これまでの歩み
ニコンは2019年に、先端製造などの新たな成長事業を立ち上げる専門部署を設けた。まずMorf3Dに出資し、その後SLMを買収した。デジタル製造の分野で中核的な技術企業になるという「ビジョン2030」の一環だ。
出典
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