買収 · 医療機器
日本光電、米脳波電極メーカーのアドテックを子会社化
- 買い手
- 日本光電工業(東京)
- 対象
- アドテック・メディカル・インストゥルメント(親会社ニューロアドバンスト経由)(米国)
- 金額
- 約160億円(概算、アドバイザリー費用含む)
- 状況
- 2024年11月に71.4%を取得して完了。現在は完全子会社。
- 日付
- 2024-09-12
日本光電は、アドテック・メディカル・インストゥルメントの親会社ニューロアドバンストの株式71.4%を、概算約160億円で取得することで合意した。アドテックはてんかん治療の長期脳波モニタリングや脳機能マッピング、刺激に使う頭蓋内電極を製造する。投資会社アルキメドが少数株主として残る。
ポイント
脳波計に強い日本光電が、関連する電極という利益率の高い消耗品事業に広がる。米国の神経領域での事業拡大につながる。
電極を選んだ理由
日本光電は、アドテックの頭蓋内電極は自社の脳神経機器と相性がよく、侵襲的な検査・治療に使う消耗品の技術と生産ノウハウで、中核のヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)技術を強化できるとした。消耗品の拡充は、売上の成長と安定した収益にもつながる。
残りの持ち分も取得
少数株主は、ヘルスケア投資会社アルキメドが助言するファンド、ニューロニューコだった。2025年7月にファンドが売却の権利(プットオプション)を行使し、日本光電は残る28.6%を約74億円で取得してアドテックを完全子会社にした。
出典
Kakehashi M&A News トップ