出資・ファンド · LNG・エネルギー
商船三井、米浮体式LNG開発のデルフィンに戦略出資
- 出資者
- 商船三井(東京)
- 出資先
- デルフィン・ミッドストリーム(米国)
- 金額
- 非開示
- 状況
- 2023年6月に出資で合意。デルフィンは26年6月、1隻目の「デルフィンFLNG1」(総事業費約50億ドル、年産能力440万トン)の最終投資決定を下した。商船三井は事業の出資総額の約23%に当たる約3億ドルを拠出し、商業運転は30年の見込み。
- 日付
- 2023-06-09
商船三井は、米国産ガスを輸出する浮体式LNG生産設備(FLNG)を計画するデルフィン・ミッドストリームと戦略的出資契約を結んだ。商船三井から取締役1人を派遣し、FLNG船への直接出資や建造・運航で協力する枠組みも得た。出資額は非公表。デルフィンは最初の2隻の最終投資決定に向けた資金に充てるとした。
ポイント
日本の海運会社がLNGの輸送にとどまらず、米国の液化設備の保有にも踏み込む布石となった。26年には1隻目のFLNGに直接出資する形で実現した。
デルフィンとは
デルフィンは、ルイジアナ沖約40マイルに浮体式のLNG生産設備を係留し、既存の海底ガスパイプラインからガスを受ける計画だ。2025年3月には米海事局から深水港の免許を取得した。米国史上初めて承認された洋上LNG輸出基地で、複数の船で年約1,300万トンの能力を見込む。
商船三井の役割
2023年の合意に基づき、欧州・米州・アフリカのエネルギー事業を担当する商船三井の執行役員、スーリヤン・ウィルヤ=シムノビッチ氏がデルフィンの取締役に就いた。デルフィンが1隻目の投資決定を下した際には、ブラックロック傘下のグローバル・インフラストラクチャー・パートナーズが主導する出資に、商船三井も商社ビトル、ダイアメター・キャピタル・パートナーズとともに加わった。
出典
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