買収 · 保険
三井住友海上、米フロンティング保険のトランスバースを約4億ドルで買収
- 買い手
- 三井住友海上火災保険(MS&AD)(東京)
- 対象
- トランスバース・インシュアランス・グループ(米ニュージャージー州ウォレン)
- 金額
- 約4億ドル
- 状況
- 完了。
- 日付
- 2022-08-10
三井住友海上火災保険は、全米50州で免許を持つ米フロンティング保険会社トランスバース・インシュアランス・グループ(ニュージャージー州)の買収を決めた。同社はMGA(保険引受代理店)経由で契約を引き受け、リスクの大半を再保険会社に移転する。買収額は買い手側法律事務所の資料で約4億ドル。2018年にPEファンドの支援で設立された。
ポイント
MS&ADは、成長する米国MGA市場に少ない資本で参入する足場を得る。グループの財務力を生かしてフロンティング会社の信用力を高められる。
トランスバースとは
トランスバースはニュージャージー州ウォーレンに本社を置き、創業時から投資会社バーゴ・インベストメント・グループが支援してきた。会長兼CEOのエリック・マトソン氏は、AIG、ミュンヘン再保険、アリアンツで働いた経歴を持つ。資本は約1億700万ドルで、引き受けたリスクの一部を自社で保有する。
新たな販売チャネル
三井住友海上は、専門性の高いMGAや卸売りの保険ブローカーなど、販売チャネルに参入できるとした。対象は財物、賠償、海上、スペシャルティー保険の分野にわたる。
完了
取引は報道が出てから約1週間後の2022年8月に発表され、2023年1月初めまでに完了した。マトソン氏は、MS&ADグループに加わることを誇りに思うと述べた。
出典
Kakehashi M&A News トップ