買収 · コンテナリース
三菱HCキャピタル、米コンテナリースのCAIを29億ドルで買収
- 買い手
- 三菱HCキャピタル(東京)
- 対象
- CAIインターナショナル(米カリフォルニア州サンフランシスコ)
- 金額
- 株式価値約11億ドル(負債込みで29億ドル)
- 状況
- 2021年11月に完了。
- 日付
- 2021-06-17
三菱HCキャピタルは、ニューヨーク証券取引所に上場する海上コンテナリースのCAIインターナショナルを1株56ドルの現金で買収することで合意した。株価に46.8%を上乗せした価格で、株式価値は約11億ドル、負債を含めると約29億ドル。
ポイント
2021年4月の合併で発足した三菱HCキャピタルは、コロナ禍で海上輸送の需要が急増する中、世界有数のコンテナリース会社となった。
取引の内容
三菱HCキャピタルは2021年6月17日、CAIインターナショナルの普通株式すべてを1株56ドルの現金で取得することで合意した。前日終値に対するプレミアムは46.8%。株式価値は約11億ドル、CAIの負債を加えた企業価値は約29億ドル。CAIの優先株は上場を維持した。CAIの株主総会と当局の承認を経て、2021年11月に完了した。
CAIについて
サンフランシスコに本社を置くCAIは、海上コンテナを保有し世界の海運会社にリースしていた。買収前に貨車リースと物流事業を売却し、コンテナに集中していた。2020〜21年はコロナ禍の混乱や港湾の混雑で海運会社のコンテナ需要とリース料が急上昇していた。
三菱HCキャピタルの狙い
三菱HCキャピタルは2021年4月に三菱UFJリースと日立キャピタルが合併して発足した。米国のコンテナリース会社ビーコン・インターモーダル・リーシングを既に保有しており、CAIを加えて世界有数のコンテナリース会社となった。ドル建ての長期リース収入を安定的に得られる。
その後
完了後、CAIは三菱HCキャピタルの米国事業の下でビーコンと統合された。2022年以降、海運の正常化でコンテナのリース料は下がり、ピーク時に払った買収額の妥当性が問われた。
出典
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