買収 · 食品
カゴメ、米カリフォルニアのトマト加工大手インゴマーを子会社化 過去最大の投資
- 買い手
- カゴメ(名古屋)
- 対象
- インゴマー・パッキング(米カリフォルニア州ロスバノス)
- 金額
- 2億4,334万ドル(約360億円、追加50%分)
- 状況
- 2024年1月に株式取得完了。
- 日付
- 2024-01-26
カゴメは米カリフォルニア州のトマト加工大手インゴマー・パッキングの持ち分50%を約2億4,334万ドルで追加取得し、出資比率を20%から70%に引き上げて連結子会社とした。投資額は約360億円で、同社は過去最大の投資としている。
ポイント
カリフォルニア州は加工用トマトの世界的な産地で、インゴマーの経営権を握ることで、天候不順やコスト上昇が続く中でも業務用・原料用トマトペーストの調達基盤を固められる。
インゴマーとは
インゴマーは1983年にカリフォルニア州ロスバノスで設立され、1983年と2000年に稼働した2工場でトマトペーストとダイストマトを製造する。2022年の生トマト処理量は約155万トンで、米国2位、世界4位。売上高は2023年6月期までの3年間で約2億600万ドルから3億1,100万ドルに伸びた。
株主構成
取引前は6つの農家が80%、カゴメの米国子会社が20%を持っていた。カゴメは2016年9月に出資していた。グレッグ・プルエットCEOが経営を率い、インゴマーは長年カゴメの米国での主要な調達先だった。
カゴメの狙い
カゴメの国際事業は急拡大しており、2023年度の売上収益は前年比27%増の860億円を見込んでいた。水不足や熱波、ウクライナ情勢で加工用トマトの生産が不安定になるなか、米国のトマト加工のバリューチェーンと農業分野の取り組みを強化できるとした。
出典
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