買収 · 石油・ガス
石油資源開発、米コロラド・ワイオミングのシェール資産を持つFundareを買収
- 買い手
- 石油資源開発(東京)
- 対象
- ファンダーレ・リソーシズ(米コロラド州・ワイオミング州)
- 金額
- 発表時約504億円(約3億2,000万ドル)、完了時約439億円(2億7,800万ドル)
- 状況
- 2026年10月1日に完了。
- 日付
- 2026-08-06
石油資源開発は米国子会社を通じ、コロラド州とワイオミング州にシェール資産を持つFundare Resources Operating Companyなど4社の全持ち分を取得する。2026年2月に同地域で買収した鉱区に隣接する。10月1日に完了し、取得価額は調整後で約439億円となった。
ポイント
1年足らずで2件目の米シェール買収で、隣接鉱区をまとめて開発コストを下げる狙いがある。日本のエネルギー企業が安定した生産源として米シェールに目を向けていることを示す。
売り手
Fundareはデンバーの非上場石油・ガス会社で、ウッドワード・ダイバーシファイド・キャピタルが運用するファンドなどが出資する。コロラド州のデンバー・ジュールスバーグ盆地とワイオミング州のグリーンリバー盆地で事業を行い、約5年前にWhitingからRedtail油田を買い取った。2025年3月にはパイプライン部門のMoonrise MidstreamをSummit Midstreamに売却しており、今回のJAPEXへの売却で事業を終えた。
規模と価格
報道によると、4社の生産量は2026年初めに石油換算で日量約9,500バレルだった。2025年12月期の4社合計の売上高は約152億円、純利益は約32億5,000万円。価格は契約時に約3億2,000万ドルだったが、売り手との協議を経て完了時は2億7,800万ドルとなった。うち約2億2,000万ドルを確認埋蔵量を担保とする融資(RBL)で賄い、残りは米子会社Peoria Resourcesの自己資金で充てた。
JAPEXの米国戦略
JAPEXは2026年4月に策定した「経営計画2026-2035」で、米国を早期の収益創出とオペレーターとしての能力構築の拠点と位置付けた。PeoriaはVerdadとFundareの両資産を自ら操業する。
出典
Kakehashi M&A News トップ