出資・ファンド · 航空機リース
伊藤忠、米航空機リースのAviation Capital Groupに約3,060億円で50%出資へ
- 出資者
- 伊藤忠商事(東京)
- 出資先
- Aviation Capital Group(持ち株会社TC Skyward Aviation U.S.の50%)(米カリフォルニア州ニューポートビーチ)
- 金額
- 50%で約19億4,600万ドル(約3,063億円)
- 状況
- 2026年8月3日に合意。株式の譲渡は26年11月の予定で、当局の承認が条件。
- 日付
- 2026-08-03
伊藤忠商事は、東京センチュリーが航空機リース大手Aviation Capital Group(ACG)を保有する米カリフォルニア州の持ち株会社TC Skyward Aviation U.S.の株式50%を、約19億5,000万ドル(約3,063億円)で取得することで合意した。完了後は両社が50%ずつ保有してACGを共同経営し、同社は東京センチュリーの持ち分法適用会社となる。伊藤忠は東京センチュリーが発行する100億円の社債型種類株式も引き受ける。
ポイント
今年の日本企業による米国企業への投資として最大級。2025年の住友商事・SMBCによるAir Lease買収に続き、日本勢による航空機リース強化の流れに加わる。売り手も買い手も日本企業だが、対象は米国企業である。
ACGの概要
Aviation Capital Group(ACG)は1989年設立の米カリフォルニア州の航空機リース会社。東京センチュリーが2017年に20%を取得し、2019年に完全子会社化した。2025年末時点で保有278機、管理33機、発注済み135機で、平均機齢は5.4年。簿価の約84%をA320neoや737 MAXなどのナローボディ機が占め、50カ国・85社の航空会社に貸し出している。地域別では欧州が40%で最大。
共同経営にする理由
大手リース会社は規模を求めて再編を続けており、東京センチュリーは単独では航空機リースに十分な成長資金を投じにくいと説明した。伊藤忠を対等なパートナーに迎えることで、ACGは機体を増やすための財務基盤を強める。価格は2025年末のACGの財務状況を基に、ACGから東京センチュリーへの特別配当などを調整して決めた。東京センチュリーは三菱UFJモルガン・スタンレー証券とUBS証券から株式価値算定書を取得した。
出典
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