米国拠点 · 車載電池
ホンダとLGエナジー、米国に44億ドルのEV電池工場 合弁で建設へ
- 企業
- ホンダ(LGエナジーソリューションと共同)(東京)
- 案件
- 米EV電池合弁(L-Hバッテリー)(米オハイオ州フェイエット郡)
- 金額
- 44億ドル(両社合計)
- 状況
- 2023年1月13日に合弁会社L-Hバッテリーを正式設立(LGエナジー51%、ホンダ49%)。工場はオハイオ州フェイエット郡に建設された。ホンダによる工場建屋の取得や2026年のEV開発中止など、その後の経緯はホンダのオハイオEV拠点の項で扱う。
- 日付
- 2022-08-29
ホンダと韓国LGエナジーソリューションは、米国にホンダ・アキュラのEV向けリチウムイオン電池を生産する合弁会社を設立することで合意した。両社で44億ドルを投じ、年産能力約40GWhの工場を建てる。23年初めに着工し、25年末までの量産開始を目指す。立地は未定だった。
ポイント
北米製電池をEV税額控除の条件としたIRA成立の2週間後の発表で、26年からオハイオで生産する予定だったEV向けに、ホンダが自前の米国電池供給を確保する狙いだった。ホンダが26年にそのEVの開発を中止したため、工場は別の用途を探ることになった。
計画
ホンダと韓国LGエナジーソリューション(LGES)は2022年8月29日、年間生産能力約40ギガワット時の電気自動車(EV)用リチウムイオン電池工場を米国に建てることで合意した。総投資額は44億ドル(うち工場35億ドル)、雇用は約2,200人の計画。合弁会社L-Hバッテリーは2023年1月に設立され、LGESが51%、ホンダが49%を持つ。
工場の建設
建設地はホンダの完成車工場に近いオハイオ州フェイエット郡ジェファーソンビル近郊に決まり、2023年2月28日に着工した。量産は2025年末までに始める予定だったが、最初の電池が出荷されたのは2026年7月2日だった。EV用ではなく、LGESの蓄電事業向けの定置用蓄電池セルで、稼働時の従業員は1,000人超。
計画が変わった理由
合弁はインフレ抑制法がEV税額控除を北米製電池の使用と結びつけた2週間後に発表された。その後、米国のEV需要が鈍り、ホンダは2025〜2026年にEV計画を縮小した。工場は需要が急増する送電網向け蓄電池に軸足を移した。ホンダによる建屋の買い取りやEV計画の中止は、オハイオEV拠点の記事で取り上げている。
出典
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