買収 · 広告テクノロジー(ソフトウエア)
ジーニー、米アドテクのゼルトを約4200万ドルで完全子会社化
- 買い手
- ジーニー(東京)
- 対象
- ゼルト(アドプッシュアップ)(米デラウェア州(拠点はニューヨーク、インド))
- 金額
- 約57億6,200万円(約4,200万ドル)で82.5%を追加取得。業績に応じ最大1,000万ドルを追加支払い
- 状況
- 2023年2月27日に決定。2月28日に取得予定。
- 日付
- 2023-02-27
ソフトバンクグループのアドテク企業ジーニーは、未保有だった米ゼルト(旧アドプッシュアップ)の株式82.5%を約57億6,200万円で取得し、完全子会社化することを決めた。2026年3月期までの業績に応じ最大1,000万ドルを追加で支払う。ゼルトは機械学習でサイトごとに広告の配置やサイズを最適化し、媒体社の広告収入を高める。ジーニーは2016年に一部株式を取得していた。
ポイント
ゼルトの売上高は約47億円で、ジーニーにとって大きな上積みとなり、北米、インド、欧州の顧客を得た。テッククランチは関係者の話として総額約7,000万ドルと報じた。
ゼルトとは
ゼルトはアンキット・オベロイ氏がインドで創業し、インドに大きなチームを持ちながら、米国を本拠かつ最大の市場とする。2014年には資金が尽きかけ、オベロイ氏によるとそれが倹約と黒字化を促した。外部からの調達額は250万ドル未満だった。顧客にはエル、CNET、PCMag、Mashableなどがあり、営業利益は約7億7,500万円だった。
早期の出資
ジーニーの工藤智昭社長は、7年前にオベロイ氏と出会い、世界的な企業になるとの直感で出資したと述べた。テッククランチの情報源によると、一部のエンジェル投資家は約40倍のリターンを得た。ゼルトは従来どおり事業を続け、東南アジアへの展開も進める。
出典
Kakehashi M&A News トップ