米国拠点 · バイオ医薬品受託製造
富士フイルム、米ノースカロライナのバイオ医薬品工場に12億ドルを追加投資
- 企業
- 富士フイルム(東京)
- 案件
- 富士フイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズのホリースプリングス拠点(米ノースカロライナ州ホリースプリングス)
- 金額
- 12億ドル(拠点への総投資額は32億ドル超)
- 状況
- 進行中。拠点の第1期(培養タンク8基)は2025年9月に開所した。今回の投資による8基の増設はこれからで、2028年までの稼働を目指す。
- 日付
- 2024-04-12
富士フイルムは、ノースカロライナ州ホリースプリングスのバイオ医薬品受託製造拠点に12億ドルを追加投資し、2万リットルの動物細胞培養タンクを8基増設すると発表した。拠点への総投資額は32億ドルを超え、雇用は680人増やして計約1,400人とする計画。2024年4月の国賓訪米中だった岸田首相のノースカロライナ訪問の前日に発表した。
ポイント
日本企業による大型の対米製造投資で、バイオ医薬品の受託生産需要に富士フイルムが大きく賭けていることを示す。
投資の中身
2024年4月12日の計画では、既に予定していた8基に培養槽を8基追加し計16基とする。追加分は2028年までに完成させる。680人の新規雇用は2031年までに実現する計画で、ノースカロライナ州が12年間の雇用助成で支える。富士フイルムは「kojoX」と呼ぶ方式で米国と欧州に同じ仕様の大型工場を建て、製薬会社がどちらの拠点でも同じ工程で生産できるようにしている。
大口顧客
2025年4月には米リジェネロンが、ホリースプリングスでバイオ医薬品を生産する10年間・30億ドル超の製造契約を結んだ。同社は米国での大規模生産能力がほぼ倍になるとしている。ジョンソン・エンド・ジョンソンも、この拠点で米国の生産能力を拡大できるとした。
稼働
拠点は2025年9月24日に開所式を開き、北米最大級の商業規模の細胞培養工場だとしている。従業員は680人を超え、2031年までに1,400人を目指す。最終製品の製造能力は2026年に加わる予定。
出典
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