買収 · 住宅
大和ハウス傘下の米スタンレー・マーティン、フロリダの住宅会社ホリデー・ビルダーズを買収
- 買い手
- 大和ハウス工業(米スタンレー・マーティン経由)(大阪)
- 対象
- ホリデー・ビルダーズ(米フロリダ州)
- 金額
- 非開示
- 状況
- 2026年7月29日(米国時間)に買収完了。
- 日付
- 2026-07-16
大和ハウス工業の米住宅子会社スタンレー・マーティン・ホームズは、フロリダ州の住宅会社ホリデー・ビルダーズを買収する。同社は2025年に約1,050戸を引き渡し、全米の住宅会社で62位。オーランドやタンパ、フォートマイヤーズ・ネープルズなどで約1万600区画の用地と40超の分譲地を得る。買収額は公表していない。
ポイント
国内市場の縮小に直面する日本の住宅大手による米住宅会社の買収が2026年も続いている。人口増が続くフロリダは重点市場で、供給力の拡大を狙う。
取引の内容
スタンレー・マーティン・ホームズはホリデー・ビルダーズの全株式を取得し、完全子会社とした。大和ハウス工業によると、取得は米国時間2026年7月29日(日本時間30日)に完了した。7月16日の発表から約2週間での完了となった。取得価額は両社とも開示していない。
米住宅専門メディアのハウジングワイヤーによると、ホリデー・ビルダーズ側の単独財務アドバイザーはゼルマン・パートナーズが務めた。
ホリデー・ビルダーズについて
ホリデー・ビルダーズはフロリダ州大西洋岸のメルボルンに本社を置き、1983年から住宅を手がける。ブルース・アッサム社長兼CEOが率いる。オーランド、タンパベイ、フォートマイヤーズ・ネープルズ、北西部パンハンドルに加え、セントオーガスティンからパームコースト、タイタスビルからポートセントルーシーにかけての沿岸部、オカラ・シトラス郡でも事業を展開する。
買収の狙い
スタンレー・マーティンのフロリダ州での事業は、これまでオーランドとタンパに限られていた。同社は以前、中部フロリダの住宅会社エイベックス・ホームズを買収している。スティーブ・アロイCEOは、州全体での存在感を高める一歩だとし、住宅の供給拡大と購入しやすさの向上にもつながると述べた。
大和ハウスによると、スタンレー・マーティンは2017年以降、戸建て関連の事業や株式を6件取得し、現在は7州17エリアで事業を展開する。2026年には、カロライナ地域の住宅会社でナスダック上場のユナイテッド・ホームズ・グループを約2億2,100万ドルの現金で買収し非公開化した(2月発表、5月完了)。大和ハウスは2025年10月、米国の住宅子会社3社(スタンレー・マーティン、キャッスルロック、トゥルーマーク)の戸建て引き渡し戸数を2024年の7,095戸から2026年に1万戸超へ増やす目標を示している。
出典
Kakehashi M&A News トップ