買収 · 医薬品(遺伝子治療)
アステラス、米遺伝子治療のオーデンテスを約30億ドルで買収へ
- 買い手
- アステラス製薬(東京)
- 対象
- オーデンテス・セラピューティクス(米カリフォルニア州サンフランシスコ)
- 金額
- 約30億ドル(1株60ドル、約3,200億円)
- 状況
- 2019年12月2日(日本時間3日)に合意。2020年1月に完了。
- 日付
- 2019-12-02
アステラス製薬は、サンフランシスコの遺伝子治療会社オーデンテス・セラピューティクスを1株60ドル、総額約30億ドルの現金で買収することで合意した。価格は12月2日の終値を110%上回る。オーデンテスの主力候補「AT132」は、命に関わるまれな筋疾患であるX連鎖性ミオチュブラーミオパチー向けに開発中だった。
ポイント
今回の買収で、遺伝子治療はアステラスの研究開発戦略の中心の一つとなった。アステラスは新薬候補だけでなく、オーデンテスが持つ大規模な製造能力も手に入れた。
アステラスが得るもの
アステラスはAT132に加え、アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを使う遺伝子治療の技術基盤、医薬品の製造基準を満たす自社の大規模製造設備、神経筋疾患の専門知識を得る。アステラスは研究の重点分野に「遺伝子制御」を加え、5つ目の柱にするとした。
取引条件
買収はアステラスの米持ち株会社の子会社アシロマ・アクイジションを通じて行われ、両社の取締役会が全会一致で承認した。アステラスにとっては、2010年の米OSIファーマシューティカルズの38億ドルでの買収に次ぐ規模の案件となった。買収は2020年1月に完了した。
出典
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